朝日人権の取り組みが始まりました。
1年生では、バリアを減らすために自分たちにできることは何かを考えることができました。
ペアになって、目をつぶった状態で折り紙体験をしました。
1人は目をつぶり、もう一人は言葉でサポートをするというものです。
指示をするほうも、目をつぶっているほうも、ドキドキしながら実践しました。みんなの感想です。
◎サポートをするときに、相手にわかりやすく伝えるのがちょっと緊張した。
◎いつもは角と角をぴったりと合わせるのを目で確認していたが、今回目を閉じてやってみると、どうすればいいかわからず、
口で言われても理解するのに時間がかかった。
◎短い言葉に要約してもらえるとやりやすかったし、間違っていると不安だから、違うときに指摘してもらえるとよかった。
◎指示するほうでしたが、折り目がずれたときに、どう伝えればいいのか難しかったです。
次に漫画の事例を使って、どう声をかけるか、みんなで話し合いました。
最後に振り返りとして、バリアを減らすために何ができるか考えました。
◎スロープを使いたいけど、物や人がいて使えないってことがないように、自転車や物を置いたり、邪魔になるところにいたりし ないようにする。そして、白杖を持っているから、補聴器をつけているから、困っていると決めつけずにしたい。そのために、今後も人権学習を進めていきたい。
◎自分がもし何かが不自由になっていたらどういう気持ちか、相手の立場を考えて気を使わせないとか、「〇〇が不自由だからこれは無理だよね。」と決めつけないことが大切だと分かった。
◎バリアを減らすために必要なのは、設備+その設備を最大限生かすための周りのやさしさだと思いました。
今回の学習で様々な大切なことに気づけたようです。この学んだことを普段の生活にいかしていきたいですね。
最後に、下の2つの写真はとっても素敵だと思いました。ひざをついたり、体を寄せたりして、相手に目線や姿勢を合わせようとする姿から、相手に一生懸命寄り添おうとする思いが伝わってきました。このような思いをカタチで表せる場面をたくさん見られることに期待しています!
2023年05月23日更新 |カテゴリー: 1年生