毎日各学年・クラスの授業の様子を見て廻っていると、実に様々なことに気づかされます。
同じ領域を扱っていても、先生によってアプローチの仕方が異なったり、そうかといえば同じ先生が授業をしていても、クラスや子どもたちによって全く違う展開になったりもします。
自分がそうであるように、きっと子どもたちや先生の数だけ「気づき」があり、そんなたくさんの「気づき」を持ち寄り議論する中で、様々な知識を高めるだけでなく、相手の意見を自分のこととして捉えたり、また自分の考えをしっかりと伝えていける力等々、「生きる力」を身につけているんでしょうね。
学校教育の中で、これからも「主体的に考え行動できる人間」を育てていくための様々な機会を提供していかなければなりませんね。これからの時代は、子どもたちに何かを教えるのではなく、できるだけ多くの「きっかけ」を与えることが学校の大きな役割かもしれません。