学校の様子

講話の後は、2つのグループに分け、心肺蘇生法と応急手当&搬送法について、

実際に体験して学びました。

 

心肺蘇生法は、見ているよりも実際にやってみると難しいらしく、みんな悪戦苦闘しながらも

一生懸命取り組みました。また、AEDの使い方も体験しました。

救助隊や救急車が来るまでに、この2つの処置をすることで助かる命が増えることもあります。

消防士さんの話では、講習で学んだことを実際にいかし、命を救った中学生もいるようです。

自分たちにできることを増やすため、みんな真剣そのものでした。

応急手当では、身近にあるものを使ってできる方法を教えていただきました。

厚めの教科書を使って骨折部分を固定し、レジ袋を使って腕をつりました。

実際に使えることを実感したのか、「おぉ~!!」と驚きや感心の声が上がっていました。

搬送法では、実際の現場で役に立つ搬送方法を教えていただきました。

脱力した人の体って、思いのほか重たいものです。しかし、力の利用の

仕方によって、楽に運べます。災害現場だけでなく、普段の生活の中でも、

緊急の場合はこの方法を使えますね。

        

消防車や救急車の中や装備品を細かく見せていただきました。普段見ることの

できないものばかりで、みんな興味津々でした。

 

防災教室の最後には、1年生の代表から、とても心のこもった挨拶がありました。

真剣に取り組み、たくさんの学びがあったことが、挨拶の言葉から感じられました。

災害の現場や避難所では、若い中学生の力が大いに期待されます。今回習ったことをいかし、

自分や自分の家族や周りの人の命を守っていきたいですね。

寒い中、半日よく頑張りました!!

 

 

 

 

 

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