3年生

2クラス合同で人権学習をしました。

今回は部落差別についての学習です。「BLACK  IN  BURAKU」の動画を見ました。アフリカ系アメリカ人が日本の部落問題について取材した動画です。

今はもう部落差別なんてないと思っていた生徒たち。実際に差別に合っている若者が語る差別の体験談をきいて、現在もなお続いている問題ということに気づかされたようです。「『自分より下の立場の者を見つけ、さげすむことで留飲を下げる』という人間の悲しい部分がこのような差別を生みます。」という説明は心に刺さります。自分にもそのような部分かあるととらえて、しっかり考えていかなければならないと思います。

生徒の心には何が残ったでしょうか。引き続き、明日もこの問題について考えます。

秋の気持ちよい風が窓から入ってきます。グラウンドからは体育の楽しげな声が聞こえてきます。スポーツするには良い日です。

こんな良い天気ですが、本館2階では静かに3年生が実力テストに取り組んでいます。私たち教師は、生徒たちが今まで努力してきたことすべて発揮できるようにと、祈ることしかできません。

ケアレスミスをしないように、時間いっぱい使って問題を解いていきましょう。

今日は5限目まで実力テストです。

登校してきた生徒は、いつも通り友だちと楽しげにしゃべっているようですが、よくみると手には教科書や問題集があります。やはり、いつもとは違うようです。早々と机をテストの形にしてくれています。やる気満々!

実力テストは定期テストと違って、午後までずっとテストが続くので、体力と集中力も必要です。少し大変な一日になりますが、最後まであきらめずにベストを尽くしてください。

6組と7組の家庭科は個人で制作するものがあります。

3年生の二人は刺し子をしています。刺し子は、重ねた布を手で細かく刺し縫いして、模様を楽しむものです。いろいろな色の糸で線の上を等間隔に縫っていきますが、だいぶ進んでいる二人。

布にはきれいな色の糸の模様ができてきています。

細かい作業ですが、落ち着いて一針一針心を込めて縫っていました。

 

1組と3組は面接練習がありました。

6人の集団面接の練習で、まず廊下で待機してから教室に入り、一列に並べられた椅子に座って面接が行われました。

・自己PR ・,中学校で頑張ったこと ・高校で頑張りたいこと

の3つの質問です。あらかじめ考えてきたのに、いざとなると口が上手く回らなかったり、緊張で頭の中が真っ白になってしまったりして、面接の雰囲気にのまれてしまった生徒がほとんどでした。

本番では落ち着いて話せるように、練習を重ねていきましょう。

武道場いっぱいにマットが敷かれ、楽しげな声の中マット運動が行われていました。

真ん中ではテストが行われ、決められた3種目と自分で組み立てた連続技の合わせて4種目を披露します。それぞれその場で「A.B.C」評価されます。

美しさを追求する生徒、難易度の高い種目にチャレンジする生徒などそれぞれ狙いが違います。練習の時は、周りの生徒で「もっと足を伸ばした方がいい」「前より良くなった」とアドバイスをし合い、テストが行われているとは思えないほど楽し気で活気に満ちた空間です。

技を磨く授業の場合、苦手な生徒が恥ずかしがって練習しないこともありがちですが、この空間はレベルが違えどみんな自分の目標に向かって練習する姿が印象的でした。

来週に行われる保育実習。2クラスごとに保育園にいって園児と触れ合います。

園児にも自分の名前がわかるように、名札もしっかり準備しました。自分が担当するクラス(年齢)も決まっています。

今日の授業では、当日の持ち物、集合場所、注意点などが説明されました。細かい点では、園児との触れ合いの際けがをさせないよう爪を短く切ることや、感染症などをうつす恐れがあるので体調不良の時は欠席すること、園児とは目の高さを合わせて接することなども説明を受け、すべて書かれたプリントも配られました。

生徒自身も、10年ほど前は園児でした。自分の成長を感じつつ、園児との触れ合いを通して様々なことを発見できる保育実習になることを願います。

QU(QUESTIONNNAIRE-UTILITES)の質問にマークシートで答えていきます。対人関係や進路、承認されているか、いじめはないか、ソーシャルスキルの尺度などさまざまな内容からなるテストです。でも、質問自体は簡単なものばかりで生徒たちは迷うことなく答えていきました。

その後は、教育相談アンケート、文化祭の振り返りと続きます。内容が全く違うので、頭をパッと切り替えていかないとなりませんが、さすが3年生!あっという間に終えてしまい、教育相談をする余裕もありました。時間を有効に使って、やるべきことをどんどん進めていきましょう。

5.6限目は、学校から神社までの清掃と草抜きのボランティア活動でした。

手には竹ぼうき、熊手、ゴミばさみ、一輪車、ゴミ袋を持って出発。クラスごと、班ごとに決められた場所を清掃していきます。

初めは、「ボランティア活動っていっても強制的なのはどうかなあ」「虫が嫌いだから草むら怖くて無理」と後ろ向きな発言が目立った生徒も、気付けば腰を入れて草を抜き、自ら溝の中に入ってきれいに落ち葉を集めていました。神社では「もうすぐ七五三だね、きれいにしなきゃ」と道や階段に落ちているどんぐりや落ち葉を拾っていました。

あちこち蚊にさされる生徒や、草抜きをがんばりすぎ、手がこすれ腫れてしまった生徒がいましたが、事故にあうこともなく、たくさんのごみと草を持って笑顔で学校へ戻ってきました。

日頃、お世話になっている人への感謝を込めてしっかり活動しました。

各班ごとに独自のオリジナル電池を考え、実際に電流が流れるかどうかの実験をしていました。オリジナルとあるだけあって、材料はさまざまです。

溶液には、食塩や酢を水で薄めたもの、サイダーやエナジードリンク、ココア、バナナ、みかん、トマトなどが使われていました。電極には、銅、亜鉛、鉄、10円や1円硬貨・・・

電流が流れた班は「ちゃんと流れてる!」と歓喜の声。流れない班もその結果にすぐにあきらめず「トマトは果肉の形状が場所によって違うから、電極を刺す位置を変えるといいかも。」「ココアは粉だからダメなのかな。水に溶かしてみよう。」と何とか電流を流すことができないかアイデアを出していました。

どの班もどの生徒も自ら進んで電池にかかわる姿がみられ、理科室全体が活気に満ちた4限目でした。

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