3年生

英語の学習は単語力が何より大切。ということで、授業初めに単語の確認。

画面に単語が映され、読み方と意味をセットで答えます。次から次へと映される単語(時々熟語)を声に出して答えていきます。中には分からない単語も出てきますが、周りの生徒が答えているのを聞いてその場で覚えます。

書く、声に出す、読む、問題を解くなどいろいろな勉強法がありますが、いろいろなやり方を駆使して、たくさんの単語を覚えていきましょう。

授業中はみんな真剣に取り組んでいます。やる気スイッチ「ON」の状態。

終了のチャイムが鳴って休み時間になった途端やる気スイッチ「OFF」になり、一気に心がほどけ・・・本を読んだり問題集を解いたりと一人で静かに過ごす生徒もいます。また、友だちとふざけ合ったり掲示物(今日は献立表と高校の進学希望状況表)を見て一喜一憂し合ったり、雑談に花を咲かせたりと仲間とのコミュニケーションを楽しむ生徒もいます。ファイルの整頓や教師に質問するのもこの時間。

休み時間は、パッと空気がカラフルになるようなそんな時間です。

最後の実力テスト。今日は、私立高校の受験日でもあるので、受験に行っている生徒はいませんが、残った生徒はいつもと変りなく一生懸命取り組んでいました。

先週卒業テストがあったばかりで、テスト三昧の日々ですが「なんだかテストがあることに慣れてしまって、以前ほど緊張しなくなってきた」「実力を出し切れればいいと思うだけで、テストだからって息苦しい気分になるのが減った」と話す生徒もいて、テスト慣れすることで平常心を保てるようになってきたようです。

今日も1限目から5限目までテストが続きますが、「平常心」で取り組んでいきましょう。

受験は団体戦だといいます。でも、当日試験を受けるのはもちろん自分ひとりだし、もっと言うと同じ学校を受ける仲間も競争相手の一人と考えると、(おかしい)と思う人もいるかもしれません。

でも、けがで早退した生徒が「明日の試験で一緒に行く友だちに、集合場所と時間を伝えておいてください」と言って帰っていきましたが、一緒に受験会場まで行く仲間がいるのといないのでは、心のゆとりが違います。彼らはきっといつもの感じで会場に行けることでしょう。

「あそこの高校の過去問やった?」「もうやったよ、絶対やっておいた方がいいって」という会話。何気ないけれど、先送りしてもいいかと思っていたのに(自分も頑張ろう!)という気持ちになるから不思議です。

今日の授業でも、教え合う姿がたくさん見られました。友だちに教えてもらった(教えた)問題は頭に残ります。こうやって、励まし合いながら受験に向かうということが「団体戦」なのですね。

卒業テストに欠席した生徒の追試が今日まで行われていますが、授業ではテスト返しが始まりました。というか・・・今日の授業は、ほとんどがテスト返しです。

「ありえない、数学90点とれた!」と喜んだり、「やばい、終わった~」と頭を抱えたり悲喜こもごも。でも3年生は校内テストに感情を振り回されている暇はありません。

落ち込んで成績が上がるならどんどん落ち込めばいいですが、何一つ変わらないなら落ち込んでもまったく意味はないですね。気持ちを切り替えて、効果のあることを一つずつ積み上げていきましょう。

先週行われた卒業テストの日に欠席をした生徒の追試が行われました。

欠席した生徒一人一人に封筒があり、受けられなかったテストが入っています。全員少人数教室に集まり、教師がその封筒の中から手渡してテストを進めていきました。

この追試が終わると、明日からは全教科テスト返しが始まります。そしてこの後も、校内実力テスト、そして高校入試が続きます。

緊張が解けない日々ですが、体調を崩さないように過ごしましょう。

卒業制作の堆朱工芸。バイスに挟む or 手に持つ、大きなやすり or 小さなやすり、電動のこぎり or 手引きのこぎりなど、選択肢はたくさんあります。どの道具でどういう手順で進めるかがポイント。3年生は、昨年てん刻制作をしているので、自然にチョイスできるようになっていて、成長を感じます。

3学期は気持ちが追い込まれがちな時期ですが、美術の時間はすべて忘れて制作に打ち込んでください。どんなキーホルダーができるか楽しみです。

三学期入って初めの学年集会。三学期の心構えについて話がありました。

学年主任から

入試が目の前にやってきました。自分の目標を立て、一歩ずつ実行していき力を出し切ってください。今年の3か月間は中学生ですが、残りの9か月は高校生として過ごすことになります。高校に入ることだけではなくその先の高校生活も考えましょう。また、これから先はみんな違う方向へ飛び立ちます。その前のこの限られた時間をお互いにかみしめて過ごしていきましょう。

生活の話

4月からは義務教育ではなくなり、「自分が通いたいから学校に通う」ことになります。中学のような何があっても守られる世界ではなくなります。「社会のマナーやルール」を今一度確認していきましょう。自分勝手な人には、周りの人は何も言わなくなりやがて離れていきます。これからの人生の幅が広がるか狭まるかはみんな次第。卒業してまた笑顔で会えるように頑張っていきましょう。

進路の話

「合格するために受験する」のではなく「行きたい学校に行くために受験する」のです。この心構えを忘れないでください。また、最近焦っている人が見受けられますが、焦りは良い結果にはつながらないので落ち着いて学習しましょう。

その後、進路通信が配られ「受験の日にスマートフォンは絶対に持って行かない」など注意点が話されました。進路通信をしっかり確認して、万全の態勢で受験に臨みましょう。


卒業テストが終わりました!ほっと一息・・・できたのは給食を食べている間だけでした。

5限目は、緊張がはなはだしい「面接練習」の時間です。

たった一人で行う個人面接もあり、生徒たちは本当に本当に緊張していました。いつも気軽に話している学年の教師なのに、面接官役になるとなぜか厳しく見えます。「面接の時の先生は、侍の目になっていて怖いです」と話す生徒も!

一度話が詰まってしまうと頭の中が真っ白になってしまったり、話しているうちに何が言いたいのか自分自身でも見失ってしまったり、自分が自分でないような感覚に襲われてしまう面接。

でも、何度も練習するうちに落ち着いて話せるようになってきます。もらったアドバイスをきちんとメモしていたので、きっと次はもっと成長できていることでしょう。教師の「侍のような恐ろしい視線」もはねのけて、自分の言葉でしっかり話せると思います。

またその時間、教室で待っている生徒たちは自主勉強、緊張感を持って学習していました。

受験まであと少し!頑張っていきましょう。

朝学の15分間はテストの勉強。

自分が弱いところ、ここは大事だと思うところなど、各自15分を有効に使えるように考えて自習していました。まんべんなく学習できると良いのですが、時間がない場合は必ず取捨選択が必要になってきます。中学や高校のテストは出やすい箇所や問題があるので、ポイントを押さえる能力も大切です。

授業での教師の話ぶりやワークやプリントの出題率などから、「大切な部分」を見つけましょう。受験までの時間もいよいよ限られてきました。効率的、戦略的に学習していけるといいですね。

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