学校教育ビジョン策定について

1. 学校教育ビジョン策定について

朝日町は、一小一中の小さな町ながら歴史ある町で、古くは弥生時代まで遡ります。その後様々な歴史を経て、明治21年には「朝日村」に、昭和29年には「朝日町」となりました。近年の町の丘陵部の住宅開発により町の人口は急速に増加し、平成25年には人口10,000人を初めて突破し、翌年には朝日小学校の児童数は1,000人を突破しました。平成27年に児童数のピークを迎え、今では、徐々に減少しており、令和2年度は、899人の児童で新学期をスタートしています。

今年度全面実施された新学習指導要領では、新しい時代に必要となる資質・能力を踏まえ、教科の新設や目標・内容の見直しが図られ、「主体的・対話的で深い学び」の視点から学習過程の改善が求められています。

朝日町の子どもたちの実態をみると、地域から「町の子どもたち」として大切にされ、落ち着いた環境のもとで生活を送っています。そのため、基礎学力が高く、正しく行動しようとする姿が多くみられます。一方で「自分から進んで行動する力」や「自ら課題を見つけ解決する力」、「自分の考えや思いを伝える力」が弱い面が見られます。

そこで、自ら主体的に行動し、自分の考えを論理的に伝える力をつけるとともに、自己肯定感を高めていくために、充実した学校教育活動が求められています。子どもたちには、友だちや社会とのかかわりの中で、豊かな経験を積み、心豊かな人として成長していってほしいと願っています。

そのようなことから、今年度学校教育ビジョンを見直し、5つの重点取り組み事項を設定し、「めざす子どもの姿」「めざす学校の姿」「めざす教職員の姿」の実現を通して、学校教育目標の達成に、職員一同心ひとつに取り組んでいきたいと思います。

2. 学校教育ビジョンのめざすところ

朝日町教育基本方針
「人権を基底とした教育を志向し、親和性のある人間性豊かな教育をめざす」

朝日町のめざす子どもの姿
「たくましく、伸びゆく朝日の子」

学校教育目標
「自ら未来を切り拓くことができる力をもつ児童の育成 ~豊かな人間力を育む~」

3. 重点取り組み事項と具体的な方策

重点1 確かな学力の育成と定着

重点2 心の教育の推進

重点3 健康安全教育の推進

重点4 保護者・地域に信頼される学校づくり

重点5 教職員の資質・能力の向上と働き方改革の実施

このページの先頭へ戻る