3年生

集配係は朝、昼、帰りと一日三回職員室にある集配BOXを取りに行く係です。

BOXの中には、あゆみや配布プリント、宿題の返却など大切なものが入っているため、忘れるとクラスの仲間に迷惑が掛かる大切な仕事です。3年生になると職員室が近いので、少し楽ができるようになった集配係です。

3年生国語では「『自分』とは何か?」について考えました。

この慌ただしい日々の中で「『自分』とは何か?」とゆっくり考える時間は少ないです。

3年生のこの時期は特にそうだと思います。

「自分」について詳細に書ける人もいれば,「自分」のことなのに「自分」とは何かわからない人がいたり。

そのような中で,班員に語れる範囲で「自分」について語ってもらい,班員から見た「自分」を教えてもらう活動をしました。

今の時代,「『自分』とは何か?」と自分自身を問われることが多くなってきました。

それは,これまでの時代に比べ,個人の自由が保障されている社会になってきているからです。

自分の意志で自分の人生を選び取っていくことのできる社会。

自分の自由を制限されず,何にでもなれる可能性のある社会。

しかし,「自由」があるからこそのしんどさがあります。

そのしんどさの正体とは何なのか―――。

私たちはどう生きていくのか―――。

今日は本文を読まずに「自分」というものに向き合ってもらいました。

次回,本文を通してさらに「自分」と向き合っていく時間にしてもらおうと思います。

今日の給食は、牛乳の代わりにジョア。

3年生は、机を横に長く並べ3つの島を作って食べています。周りの人と楽しく話しながらの給食。推しの芸能人の話や最近のニュースの話、しりとりをしながら食べている生徒もいました。

午後からも2限しっかり授業がある木曜日。しっかりエネルギーチャージをして備えましょう。

生徒たちが作ったカウントダウンカレンダー。受験目前の身体も心も余裕がない中の制作でしたが、趣向を凝らして描いてくれた生徒もいます。

ある学級では、「カレンダーを描いた生徒が、帰りの学活でみんなの前に出て話をする」というプチイベントを毎日しています。話し終わった後は温かい拍手がおこり、優しい時間が流れています。

さあ「卒業まであと20日」となりました。ラストスパート、楽しんで走り抜けましょう!

先程行われた前期選抜の数学問題を解きました。

受験した生徒にとっては答え合わせ、していない生徒にとっては県立高校受験の問題を経験するということになります。わからない問題は仲間で教え合って、答えまでたどり着けるよう取り組んでいました。

問題一つひとつを考えながら、その問題の答えが次の問題のヒントになっていることも踏まえて解き進めることが大切。どのくらい解くことができたでしょうか?

寒風吹きすさぶ中、グラウンドではハンドボールが行われていました。

ひと試合3分間で、次々に対戦メンバーを替えての試合形式。3回に1回は休憩できますが、2試合連続のときはずっと走り続けることになりかなりの運動量です。なので、今日は最強寒気が流れ込んでいますが、身体も温まるようで生徒たちは元気いっぱい楽しそうな様子。見ている教師だけが震えていました。

今日は前期選抜です。多くの生徒が、それぞれの高校へ行って試験を受けます。自分の力を出すことができたでしょうか。

学校では残った生徒たちが、少ない人数で授業をしていました。仲間が試験を頑張っているのを、心の中で応援しながら一日を過ごしました。

一人一枚カードが配られ、そこに「住んでいる地域、経済状況、栄養状況、挨拶の言葉」などが書かれていました。初めは何のことだかわからずにいた生徒たちでしたが、ゲームが進むうちに少しずつ見えてくるものがありました。

まず住んでいる地域ごとに分かれました。オセアニアはゼロ、ヨーロッパも数名、アジアは多く、集まった机周りはぎゅうぎゅうで「アジア多いわ!!」の声がきかれました。その後は栄養状況をみます。イチゴマークは足りている、バナナは太りすぎ、リンゴは栄養状態が厳しい状況です。アジア、アフリカ、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ・・・それぞれの地域ごとに栄養状態に差がありました。地域ごとの差がありありと見えてくるこのゲーム。実際に身体を使いながら世界の格差や多様性を体験することができました。

「突然名前のない手紙が来ました。中には『ありがとう』とだけ書いてあります。さて、差出人は誰でしょう?」「親、昔の恋人、友人、見知らぬ人のうちどれだと思いますか?」

「好きなアイスクリームは?」「バニラ、チョコ・・・」

それぞれ手を挙げていきます。そのこころは・・・

こんな心理テストを何問かやっていました。生徒たちは、目を輝かせて取り組んで?いました。

入学試験の結果や来週に迫った前期選抜など、少し追い込まれている様子の生徒たちでしたが、少しの時間でもこんな時間があると表情が明るくなりました。

入試の期間は、きっと今まで生きてきた中で一番心不安な日々だと思います。緊張ばかりでは疲れてしまうので、ホッとしたり笑ったりする時間を大切にして乗り切りましょう。

緊張する面接練習は3階の少人数教室で行われます。終わった生徒は「ボロボロだった。もっと調べて将来のことも考えないといけない。」と反省しきり。

面接練習以外の生徒たちは教室で自習。塾の問題集をしたり昨日行われた試験問題の答え合わせをしたりと、それぞれ頑張っていました。

多くの生徒が私立の試験を受けたので、入学試験の緊張感や問題の難解さを実感できたようで、明らかに今までとは違う様子。友だちと教え合うときも熱意があふれています。

今が一番しんどい時ですが、教室の雰囲気はなぜか楽しそうです。同じ境遇の仲間といると、心強いですね。

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