3年生

5.6限目は、学校から神社までの清掃と草抜きのボランティア活動でした。

手には竹ぼうき、熊手、ゴミばさみ、一輪車、ゴミ袋を持って出発。クラスごと、班ごとに決められた場所を清掃していきます。

初めは、「ボランティア活動っていっても強制的なのはどうかなあ」「虫が嫌いだから草むら怖くて無理」と後ろ向きな発言が目立った生徒も、気付けば腰を入れて草を抜き、自ら溝の中に入ってきれいに落ち葉を集めていました。神社では「もうすぐ七五三だね、きれいにしなきゃ」と道や階段に落ちているどんぐりや落ち葉を拾っていました。

あちこち蚊にさされる生徒や、草抜きをがんばりすぎ、手がこすれ腫れてしまった生徒がいましたが、事故にあうこともなく、たくさんのごみと草を持って笑顔で学校へ戻ってきました。

日頃、お世話になっている人への感謝を込めてしっかり活動しました。

各班ごとに独自のオリジナル電池を考え、実際に電流が流れるかどうかの実験をしていました。オリジナルとあるだけあって、材料はさまざまです。

溶液には、食塩や酢を水で薄めたもの、サイダーやエナジードリンク、ココア、バナナ、みかん、トマトなどが使われていました。電極には、銅、亜鉛、鉄、10円や1円硬貨・・・

電流が流れた班は「ちゃんと流れてる!」と歓喜の声。流れない班もその結果にすぐにあきらめず「トマトは果肉の形状が場所によって違うから、電極を刺す位置を変えるといいかも。」「ココアは粉だからダメなのかな。水に溶かしてみよう。」と何とか電流を流すことができないかアイデアを出していました。

どの班もどの生徒も自ら進んで電池にかかわる姿がみられ、理科室全体が活気に満ちた4限目でした。

10月は、体育祭と文化祭の練習や準備があり、「非日常」の一か月でした。一つのことに向かって頑張っていく中で、人間関係の衝突があったり、お互いの違う一面が見られたりと、いろいろな意味で激動の日々でした。

先週の文化祭でひとまず全校行事は終了。ようやく日常が戻ってきました。今朝はまだ余韻に浸っている生徒もいましたが、三年生は来週の月曜日(11日)には実力テスト、二週間後には期末テストが控えているので、もう切り替えていかなければなりません。

今日の数学は相似でした。長さを求める時は比を使います。また、その計算は一次方程式が必要です。今まで学んだこと一つひとつが身についていなければ解くことはできません。

英語も、今まで覚えた単語や文法が分かっていないと、理解することができないレベルになっています。

日常が戻ってきた今、3年生にとっては、また「受験」が一番の課題となりました。行事での経験を活かして「受験」も乗り越えていきましょう。

いよいよ合唱コンクールが始まります。美しく椅子が並べられた体育館の一番前にに着席した3年生。笑顔がいっぱいですが、内心は緊張もあることでしょう。

その周りをカメラを片手にうろうろする担任教師。生徒に声を掛けながらシャッターを切っていますが、よく見ると生徒以上にコンクール入賞に闘志を燃やしてソワソワしているようです。

一緒に歌うことはしませんが、心は生徒と一緒に合唱に参加している担任です。

11月1日、令和6年度文化祭が開催される朝です。

いつもの朝学の時間に、最後の練習を行いました。これが最後の練習となります。

みんな、心を込めて、気持ちをそろえて練習に励んでいました。

さあ、いよいよ本番です。

11月17日(日)の県駅伝に向けて、今日も朝から爽やかに練習をしています。

みんなで力を合わせてがんばってね。

文化祭前日ですが、授業もしっかりと行われています。

技術室ではなく教室での授業。いつもと違う雰囲気で楽しそう!

しかしよく見ると、何やら計算をしています。抵抗値を計算で出す授業です。抵抗器のカラーコードを読んで、表にのっとって計算すると抵抗値が出ます。

理解をしている生徒は「この表を見て数字を当てはめて計算すると出てくるのが楽しい!」と笑顔で話していましたが、少し難しく困っている生徒もいて、班の中で教え合っていました。数学だけではなくどんな教科でも計算は出てきます。今日は数学+理科のような技術の授業です。

芸術の秋。自画像を終えた3年生の美術は「パブロ・ピカソ」です。ピカソは20世紀最大の芸術家と呼ばれ、14万点以上とギネス記録に載るほどたくさんの作品を残した人です。たくさんの作品を残しただけあり、日本にも数多くの作品があります。

今日は作風の変化について調べて、次回班で発表します。

将来どこかでピカソの作品に出合った時「青の時代」「キュビスム」・・・と理解できると鑑賞がより深くなって楽しいと思います。その日のために、ピカソについて調べましょう。

どのクラスも、合唱コンクール前の一週間で追い込みをかけてきています。

三日前と後では、まったく違うレベルの歌になっている。自分たちの歌を客観的に分析して修正をかけています。「もうこれくらいでいい」と思っている生徒はいないようです。

たまたま教室で空気と照度を検査していた方にもきいていただき、「あなたたちは普通のクラスの集まりですか?合唱部じゃないんですか?」とうれしい言葉をいただきました。

また、一緒にきいていた養護教諭も「3年生の歌を聞くと泣いてしまう・・・」と目を潤ませていました。やっと少し「3年生の合唱」に近づいてきました。

練習を繰り返すクラスもあれば、まったり時間を過ごすクラスも。こういうメリハリが大切ですね。

泣いても笑ってもあと2日。ベストを尽くして、素晴らしい思い出になる文化祭にしましょう。

昨日の帰り、クラス代表から「明日の朝、練習しますか?」の質問がありました。

朝練は喉の調子も悪く練習時間も短い。なので、嫌々する練習なら「やめる」決断をして喉を休めたほうが良いくらいです。逆に(どうしてもやりたい!歌いたい!)とみんなが思って行う朝練は、そのクラスにとって絶大な効果があります。

練習すると決めたクラス2クラス、しないと決めたクラス2クラス。

練習すると決めたクラスも、しっかり7時50分から歌い始めるクラスと、パラパラと集まるクラス、それぞれ雰囲気が違います。

練習しないクラスも生徒も、隣から歌声が聞こえると落ち着かずに隣をのぞきに行く姿も。また、練習しないはずのクラスなのに、気付くと自然に集まってパート練習が始まったり・・・。

いろんな色の生徒、クラスがあっていいと思います。

「歌わされる歌」は、くすんだ色になります。自ら思いを込めて歌う色とりどりの朝練であってほしいと思います。

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